選定保存技術「木造彫刻修理」について 文化財保護法で、文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術または技能のうち、保存の処置を講ずる必要があるものを「選定保存技術」として選定しています。 「木造彫刻修理」はその一つであり、仏像、神像、肖像など木造彫刻作品の修理に不可欠な彫刻・木工・漆工・彩色など各種の高度な伝統技法から成る総合的な修理技術です。美術院はその技術を保有する団体として認定されていますが、それだけではなく、現代の科学的手法も取り入れて修理を行っています。 文化庁の選定保存技術ページを開きます